- お盆飾りの片付け方は、お供えやお飾りなどで異なる
年に一度、ご先祖様の霊をお迎えして、供養するお盆。
地域それぞれに根付いた方法で、迎え火や送り火、お供え物やお墓参りなどをして、ご先祖様の霊を供養しますよね。
今回は、お盆の際に使用する「お盆飾りの片付け方」をお伝えします!
お盆飾りとは?
お盆の時に、盆棚に飾るお供え物や飾りのことをお盆飾りといいます。
ご先祖様の霊をお迎えして、もてなすために、飾りつけをします。
お盆飾りを飾るのはいつまで?
一般的には、7月または8月の13日から16日がお盆の期間です。
このお盆の期間に、お供え物や精霊馬、盆花などのお盆飾りを飾ります。
その後、お盆飾りは、ご先祖様をお見送りし終えた16日の夜か17日に片付けるのが一般的です。
お盆飾りの片付け方は?
昔は、庭で燃やしたり、土に埋めたり、川に流したりと、お盆飾りを家で処分するのは普通のことでした。
しかし昨今は、ご近所の方の迷惑を考えて庭で燃やせなかったり、条例によって川に流せ なかったりします。
では、どのように片付ければいいのでしょうか。
それぞれの片付け方をお伝えします!
【お供え物】
お供えしていた果物やお菓子は、傷む前に家族や親戚みんなで美味しくいただきましょう。
【盆提灯】
盆提灯は、通常の場合は、翌年も使えるので収納しておきましょう。
防虫剤を入れておくと安心です。
新盆用の白提灯は、その年限りしか使えませんので、菩提寺などでお焚き上げをしてもらいましょう。
【精霊馬】
精霊馬は、手を合わせてから、塩で清め、白い紙に包んで、可燃ゴミとして出してしまって大丈夫です。
青竹、ほおずきなども同じように処分します。
レプリカの場合は、翌年も使えるので収納しておきましょう。
お盆飾りには、いろいろな意味が込められているそうです。
昔と今では、処分方法も違ってきますが、供養する気持ちを持って、お盆飾りも丁寧に扱いたいですね!
<ご先祖様の霊を気持ちよく送り出した後は、片付けまで心をこめて丁寧に行いましょう。