トランクルームやレンタルボックスなどの看板を、街中や道路沿いで見かけることが増えてきているのではないでしょうか?
でも「トランクルームがどんなところか分からない」という方も少なくはないでしょう。
そこで今回は、今さら聞けない「トランクルーム」についてこっそりと解説していきます。
実はトランクルームは世界的に歴史が古い!日本では成長の余地あり!
そもそもトランクルームはいつから存在していたのでしょうか?
実はトランクルームというのは世界的にみると歴史の古いビジネスなんです。
欧米では、トランクルームではなく「セルフストレージ(self-storage)」と呼ばれています。セルフストレージは直訳すると「自分のための保管場所」という意味です。
1970年代にアメリカで始まったこのビジネスは、土地活用の方法として注目を集め、市場規模を拡大していきました。金融商品の1つに不動産投資信託(所謂REIT)というものがありますが、アメリカではこのセルフストレージがREITの投資対象となっていることからも、歴史の長さを感じることができます。
アメリカの市場規模はなんと2兆円超!一方日本は200~300億円ほどの規模。
単純に比較はできませんが、トランクルームは日本での認知度はまだまだ低く、逆に言えば成長の余地があるものだと言えます。
トランクルームは大きく分けて3種類!
一言でトランクルームといっても厳密には3つの分類があります。
- トランクルーム
- レンタル収納スペース
- バイク倉庫
それでは一つ一つ解説していきましょう。
トランクルーム
※画像はイメージ
日本においてトランクルームというと、「倉庫業を営む事業者が国土交通省に登録して物品(モノ)の保管業務を行うビジネス」を言います。
特に、国土交通省に申請をして優良の認定を受けたトランクルームは、「優良トランクルーム」と呼ばれます。
大きな特徴としては、「事業者がモノを保管」してくれるという点があります。
銀行の貸金庫を思い浮かべて頂ければよいと思うのですが、それと同じようにあなたが収納したいモノを預かってくれるというわけですね。加えて利用者は事業者と寄託契約を締結し、預けたモノに対する保険などもありますので、万が一の際も安心です。
ただ、事業者が居る営業時間帯でないと、荷物を取り出すことができないので注意が必要です。
最近CMなどでも見かける段ボールで預け入れるクラウド型のトランクルームは、一般にこの分類に入ります。
レンタル収納スペース
※画像はイメージ
街中や道路沿いでよく見かけるトランクルームは、「レンタル収納スペース」と呼ばれます。
「レンタル」「収納スペース」という言葉から分かる通り、ビルなどの一室を細かく区切った”スペース”を貸すビジネスを言います。
利用者は、収納場所(保管場所)を事業者からレンタルして(借りて)、自身の責任の下、モノを保管します。国土交通省認定のトランクルームとは異なり、モノに対する保険は利用者自身が負担して掛けるのが一般的です。
レンタル収納スペースは、利用者が24時間自由に出入りすることができるところが多く、自分専用の物置が家とは別の場所にあるイメージです。
バイク倉庫
バイク倉庫は、レンタル収納スペースで特にバイク専用の収納場所となります。バイクの駐輪スペースを確保するのが難しい場合もあるので、近年注目を集めています。
バイク倉庫については別の記事で詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
まとめ
トランクルームといっても色々な種類があることがご理解いただけたでしょうか?
皆様のニーズにフィットしたトランクルームをMYKURA.COMで探して、快適な生活を送ってください。