トイレは、家の間取りの中でもいちばんスペースが狭いですが、家族全員が使う場所です。
常に清潔にしておくのはもちろんのこと、また、トイレットペーパーなどは、無くなったらすぐに補充が出来るような収納方法が良いですよね。
そうするとトイレという狭い空間に、替えのロールや掃除用具などを持ちこんでしまうのですが、それでは来客があった時などに、生活感が見え見えで、何だか恥ずかしくなってしまいます。
部屋はお洒落なのに、トイレがそんな状態ですとちょっぴり残念です。
トイレ収納方法としてはお馴染みの、窓より上の高い部分に突っ張り棚を固定し、バスケットを置いて収納していましたが、うーん、、、。
取り出すときに面倒くさいと思ってしまい、どうにか隠して置いておける収納方法はないかな?と考え始めました。
そんな時に、老朽化した家を部分的にリフォームするチャンスがやってきたのです。
【壁の中の収納スペース】
トイレのスペースをまるごと業者さんにお願いしたところ、なんと、壁に埋め込み式の収納棚を作ってくれたのです!
表には扉がついているのですが、壁に内蔵されている分、見た目はとてもフラットで邪魔になりません。
トイレに座った時に手が届くくらいのところに、縦57.5cm、横36cm、奥行き12cm程(壁に埋まっている部分)の収納棚が現れました。
中は、棚板が1枚あり上下分かれており、その下には縦長の引き出しが3つならんでいます。
トイレットロールが7個、そのほか、お掃除シートや生理用品などの見せたくないものが一気に隠し収納の中へ収まったのです。これには大感激してしまいました。
床もきれいになったので、マットなどは引かず、掃除用のブラシや洗剤は洗面台の下へと、水周りに移動させて収納方法を変えました。
【リフォーム=新しい収納が生まれる】
今回の収納方法は、リフォームの力を借りたことが大きかったです。
工務店でのリフォームだったせいか、こだわりや職人技などが見えたような気がします。
棚は、トイレで使うものがぴったりのサイズでしたし、しっかりと計算されていました。
費用はかかりましたが、たまにはこうしてお願いしてしまうのも良いかもしれません。
老朽化した自宅のトイレが、お洒落な飲食店にあるフォトジェニックなトイレに生まれ変わった体験でした。