整理収納術 トイレ

トイレが狭くて使いづらい?だったらいっそ収納しない決断を!

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いきなり怪訝なタイトルですみません。
トイレの収納方法についての記事なのに「コツは、収納しないこと」ってどういうこと?と思いますよね。

でもまずは、ここから考えてみましょう。あなたはなぜ、収納方法を知ろうとしているのか?
「収納」は手段であり目的ではありません。収納方法を考える目的は「トイレを快適に使うこと」ですよね。

と言うわけで、さっそく、トイレを快適に使うという最終目的を踏まえての、トイレ内の収納方法について書きます。

本当に必要なもの以外は置かない!

それではどのようなトイレが快適なのか?
言わずもがな「掃除が行き届いているトイレ」ですよね。加えて私がもう一つ挙げるのは「置いている物が少ないトイレ」です。

トイレの一般的な広さは0.5坪ほどといわれております。あれもこれも収納しようと突っ張り棚を設置したり、小さな雑貨を置こうと吊り棚を設置したりすると、ただでさえ狭い空間がいっそう狭くなり、圧迫感すら覚えます。
また、収納するものについても、トイレットペーパー、トイレ掃除用品、生理用品をお店から買ってきたまま置こうとすると、結構なスペースになります。18ロール入りのトイレットペーパーなんか買ったらもうトイレはぎゅうぎゅうですよね。

それではハッキリと決めてしまいましょう!
トイレに置くものは「そのとき無いと困るもの」「トイレ掃除用品」のみ!

私が考える「そのとき無いと困るもの」は、換えのトイレットペーパー1つと生理用品が1~2つ、消毒用のハイターを薄めた液。そして「トイレ掃除用品」はクエン酸スプレーとトイレブラシ、そして消臭用の重曹を入れたポット。限界まで置くものを減らしています。

トイレブラシを除いたこれら全ての物を、作りつけた棚に置いています。写真にあるとおり、棚の上はがらんとしています。
これくらい物がないと、棚の上を拭くのも楽で、毎日さっと拭き掃除ができます。ここにトイレットペーパーが3つとか、生理用品が沢山入ったカゴ、複数のトイレ掃除用品が乗っていたら、それをどかすのが億劫で拭き掃除もなかなかしないでしょう。

トイレットペーパーは、なくなったら次の1つを物置から持ってきて補充します。基本、ホルダーにかけている使用中のトイレットペーパーがなくなったらすぐに次の1つを補充するので、棚の上にある1つを手にすることはあまりありません。(用を足している途中でなくなったときだけ)生理用品も、必要なときだけポーチを棚の上に置いておきます。

まとめ

トイレの収納方法と言うと、かさばる紙類や掃除用品を「どのように目に付かないように置くか」を考えてしまいがちですが、家を新築する際に奥行きのある収納空間を作りつけるか、そのような収納付きトイレがある物件を探さない限り、トイレ関連の物を完璧に収納できることはありません。

収納の最終目的「トイレを快適に使う」ことを考えると、トイレにおける収納方法は、タイトルに書いたとおり「収納しないこと」。つまり必要最低限の物しか置かず、できるだけ空間を作ること、そしてまめに掃除をすることだと思います。

収納する物を減らすことも収納方法の一つです。もしあなたが溢れる物を「どうやってやっつけよう」というような気持ちで考えている部分があるとすれば、一度すべての物をトイレから出してみて、がらんとした空間の気持ちよさを数日体感してみてください。そしてそこから、本当に今必要になりそうなものだけを、トイレに収納してみてください。きっと、快適に過ごせるトイレが生まれることと思います。

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