整理収納術

【第2回】整理収納講座! 「見ためスッキリ!お部屋のオシャレ」

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どんなにステキな洋服でも、着る人の体型・雰囲気・好みに合っていなければ、そして統一感がなければオシャレとは言えません。

収納も同じ。そこに住む人のライフスタイルに合ったトータルコーディネートこそ、お部屋をスッキリ見せるポイントなのです。
極端な話たとえモノが多くても、その部屋にあるモノがナチュラルカラーで統一されていれば、雑貨屋さんのようなオシャレな雰囲気になります。

部屋をスッキリした印象に見せるコツ3つ


※写真提供・Liv

オシャレは、バランスも大切。足長効果をねらうなら、ウェストポイントを高く持ってきますよね。


※写真提供・Liv

バランス的に部屋を広く見せるには、家具の高さを低めにおさえ、白っぽい壁の面積を大きく見せるか、スッキリと見える壁一面の壁面収納にします。
構造上難しいなら、収納したモノが見えないようにカーテンやロールスクリーンを活用すると広い面を演出できます。

自分が使いやすい収納かどうかも大きなポイント。
洋服たたみや小物をきれいに整えるのが苦手な人は、ハンガーにかけるだけの収納や、放り込むだけの引出し・カゴ収納などがおすすめ。

きつい靴をはきたくないのと同様、自分にとって面倒な収納は、収納そのものを使わなくなり、部屋も散らかりがち。
スッキリ暮らしたいなら、自分にとってモノを戻しやすい収納をしっかり選びましょう。

【 お部屋をスッキリ見せるポイント 】

1:モノ・家具・収納用品の色やテイストをそろえる。視覚効果で広く見える無地・白・淡い色の面積を大きく取る。

2:背の高い家具は圧迫感で部屋が狭く見える。家具は低めをチョイス。モノが多い場合は、壁面収納で収納力を確保。

3:よく使うモノは、使うところの近くに、取り出しやすくしまいやすいように。
扉やフタ付きだと戻すのがおっくうな人は、オープン収納がおすすめ。
見せたくないモノを隠す収納と、お気に入りを見せる収納は上手に使い分けましょう。

次回は、日々のお片づけ「モノの流れを交通整理」をお届けします。お楽しみに。

ライタープロフィール
カール友波(となみ)

大阪芸術大学インテリアデザイン専攻卒。
家事代行会社で、整理収納部門の立ち上げに携わった後、独立。
整理収納アドバイザー2級認定講師、および整理収納教育士認定講師。
カールく明るくお片づけがキャッチフレーズ。
著書「子どもがどんどん整理整頓したくなるお片づけ帖」
「片付けなさい!と言わずに家族が勝手に片づけるすごい方法」
公式サイト:https://www.karl-3.jp/

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